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保育園で働こう!職種と必要資格

2017年8月19日 5:10

保育園で働こう!職種と必要資格

(1)保育士

保育士になるには、以下の2つの方法があります。

◎2年制短大、4年制大学の、または専門学校における養成課程を修了すること。

◎保育士試験に合格すること。

(学校に通わず、通信や自主勉強でも合格すれば保育士資格を得ることができます。)

現在保育士の需要は非常に高いことから、保育士資格があれば就職することは難しくはありません。特に東京都内では、まだ保育士が足りていない状況でもあります。

【必要な資格・要件】
  • 資格:保育士資格

要件:特になし、未経験でも可

(2)保育士(職務分野別リーダー)

平成29年度から新たに設けられた役職の一つが、職務分野別リーダーです。一般保育士から主任保育士までの間に新たな役職を設けることで、昇給やスキルアップのチャンスを作る目的で設置されました。

職務分野別リーダーとは、若手保育士における専門分野を持ったリーダー的な存在として期待されています。専門分野は以下の6つから選びます。

  1. 乳児保育
  2. 幼児教育
  3. 障害児保育
  4. 食育・アレルギー
  5. 保健衛生・安全対策
  6. 保護者支援・子育て支援

以上の中から、一つ選んだ専門分野のキャリアアップ研修を受けることで、必要要件の一つを満たします。給与としては5000円の手当が付くことになります。

【必要な資格・要件】
  • 資格:保育士資格
  • 要件:保育士経験年数は概ね3年以上であること、
  • 園長・主任保育士を除いた職員の5分の1の人数

担当する分野のキャリアアップ研修を受けていること

(3)保育士(副主任保育士・専門リーダー)

(2)の職務分野別リーダーと同様、平成29年度から新しく設けられたのが、副主任保育士・専門リーダーと呼ばれる役職です。これらは職務分野別リーダーの次のステップであり、職務分野別リーダーと主任保育士の間にあたる役職です。

副主任保育士は管理職としての特徴があり、専門リーダーはより専門的な知識で保育園を支える役割を担う特徴があります。どちらも手当として4万円が付与されます。

【必要な資格・要件】
  • 資格:保育士資格
  • 要件1:保育士経験年数は概ね7年以上であること
  • 要件2:職務分野別リーダーを経験すること

これに加えて副主任保育士は、

  • キャリアアップ研修において、マネジメントと専門分野の3つ以上の研修を受けていること
  • 副主任としての発令を受けること

専門リーダーは

  • キャリアアップ研修において、4つ以上の専門分野研修を受けていること
  • 専門リーダーとしての発令を受けること

がそれぞれ必要になります。

(4)主任保育士

一般保育士をまとめる立場にあるリーダー的存在が主任保育士です。

以前から設けられていた職種ではありますが、現在では新設された(2)職務分野別リーダーと(3)副主任保育士・専門リーダーのさらに次のステップという位置づけになります。

業務内容は非常に多岐にわたり、イベントや行事の企画運営も中心となって進めます。若手保育士の育成はもちろん、それにプラスして保育も担任を任されたりすることもあるでしょう。その分、給与に関しては手当が付きます。

その先園長候補や園長を目指す方にとっては、主任保育士は通っておくべき役職と言えるでしょう。経験年数の目安は、全体として21年とされています。

公立保育園での主任保育士は、経験年数25年以下の割合は少なく、25年以上の方が50%程度です。一方私立保育園であれば、保育士経験年数が25年以下であっても主任保育士になった方の割合は50%を越えるので、運営形態によってかなり開きがあるといってよいでしょう。

【必要な資格・要件】
  • 資格:保育士資格
  • 要件:29年度から新設された職務分野別リーダー、副主任保育士・専門リーダーにより位置づけが変わり、今後の動向が注目されます。

(4)園長・園長候補

園長・園長候補は、保育園での責任者となります。経験だけでなく熱意も必要とされ、さらには地域との連携も求められることになります。平均勤続年数は24年とされていますが、今では若手の園長先生も増えてきています。

【必要な資格・要件】
  • 資格:保育士資格
  • 要件:一般的には、認可園での勤務経験があることとされています。

(5)児童発達支援管理責任者

児童発達支援管理責任者とは、放課後デイサービスと呼ばれる学童保育に勤務する職種の一つです。放課後デイサービスとは、障害のある就学児童向け(小学生以上)向けの学童保育です。仕事内容としては、サービスの利用者と保護者から希望を伺い、利用計画を立て、その後もその計画が実行されているか管理していくことが主となります。

近年急増してきた放課後デイサービスですが、質の低下が懸念されており、29年度から設置基準が厳格化されました。それに伴い、児童発達支援管理責任者の要件も変更となりました。

【必要な資格・要件】

資格:資格の定めはなし

要件:障害児童 の保健・医療・福祉・就労・教育の分野における直接支援・相談支援などの業務における実務経験が3~10年以上(業務内容によって年数は異なります)、さらにサービス管理責任者補足研修、または相談支援従事者初任者研修のいずれかと児童発達管理責任者研修を修了したもの。

(6)栄養士

保育園で働く栄養士の特徴は以下です。

  1. 般的に規模はそれほど大きくない(大規模な介護施設と比べた場合)
  2. 健康な人・児童を相手にする
  3. イベントや行事を盛り込みながら楽しい食事やおやつを提供するための献立を考える

また最近では、食を通して生きる力を身につける「食育」という意味でも、注目されています。

【必要な資格・要件】
  • 資格:調理師または栄養士、管理栄養士職の場合は管理栄養士の資格が必要
  • 要件:未経験でも可

(7)調理師

保育園で出される給食やおやつを作るのが調理師・調理員です。献立に沿った食事を効率よく作り、時間を厳守して食事の提供を行います。

【必要な資格・要件】
  • 資格:調理師、無資格でも可能な園もあります
  • 要件:未経験でも可

(8)保育補助

保育補助とは、その名の通り保育士の補助を行うことです。具体的な仕事内容としては、遊びや食事の準備や片付けを任されることが多いでしょう。保育士の資格がないからといって子供と直接関わってはいけないということではありませんので、保育士と同じように保育に入ることもあります。

【必要な資格】
  • 資格:無資格でも可
  • 要件:未経験でも可

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